美人設定に説得力がない
出典:『古見さんは、コミュ症です。』1巻4話より
ヒロインの古見は美人という設定で、周囲の男子からモテています。
しかし、人に話しかけられたときなどのリアクションのせいで、美人に見えないという意見がありました。
古見さんはコミュ症であるため、人と接している時は無表情であることが多く、怒っているかのような雰囲気を醸し出しています。
このときの顔が誇張された描写のために恐ろしく見えてしまい、古見の美人設定に説得力を感じないという読者がいました。
病気をコメディの題材にしている
出典:『古見さんは、コミュ症です。』1巻1話より
コミュ障とはコミュニケーション障害の略称で、ネットスラングとして広まっている言葉です。
他者との会話が苦手、一方的に話をまくし立ててしまうなど、円滑なコミュニケーションを取れないなどが主な症状となっています。
作中では、作者の意向でコミュ症となっていますが、症状は同様です。
『古見さんは、コミュ症です。』では、古見がコミュ症を患っているという設定で、コメディを交えてコミュ障の症状が描かれています。
しかし、対人関係に問題を抱えてしまうことから多くの人が悩む病気であるため、コメディ要素として扱われているのを見て不快に思っている人がいました。
設定に矛盾がある
出典:『古見さんは、コミュ症です。』1巻1話より
古見は家族以外の人とはまともに会話ができないほど、重度のコミュ症ですが、高校には入学しているため、入試の面接をクリアしたことがわかります。
人前でうまく喋れないはずの古見が面接をクリアしているため、読者は設定に違和感を覚えてしまい、ストーリーに入り込めなかったようです。
キャラ数が多い
出典:『古見さんは、コミュ症です。』33巻表紙より
ストーリーが進むごとにキャラが増えていくため、主要キャラの動きがわかりにくいという意見がありました。
古見の友達作りに協力する只野と古見の絡みやストーリーを見たいのに、他のキャラクターが介入することで、読者は2人の物語に集中できず、楽しめないようです。
絵柄が独特で苦手
出典:『古見さんは、コミュ症です。』1巻5話より
『古見さんは、コミュ症です。』の作者の絵柄は独特で、一部の読者からはKONAMIから発売されているゲーム『実況パワフルプロ野球』のキャラに似ていると言われています。
デフォルメの絵が目を大きく描いて口が省略されているため、一部の読者からは怖いと思われていました。
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