今回は大川隆法の実家・家族構成についてまとめました。
大川隆法の家族構成
大川隆法の家族は次のとおりです。
大川隆法の家族構成 | ||
前妻との5人の子供
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長男・宏洋/長女・咲也加 | |
次男・真輝/三男・裕太/次女・愛理沙 | ||
現在の妻
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子供はいない
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大川隆法の前妻
大川隆法には離婚歴があり、1988年3月に結婚した最初の嫁は大川きょう子と言います。
結婚後は5人の子供にも恵まれますが2008年頃から別居生活が始まり、2012年11月に離婚が成立しています。
大川隆法の前妻のプロフィール
大川きょう子のプロフィールは次のとおりです。
- 誕生日:1965年8月22日(58歳)
- 出身地:秋田県
- 最終学歴:東京大学文学部英文科卒業
大川隆法と前妻の馴れ初め
大川きょう子は大学在学中に幸福の科学に出会い、大川隆法の勉強会や西荻窪の事務所で行われたボランティア活動に参加した際に大川隆法と出会い、親密な関係に発展しました。
そして1988年3月に結婚を発表しました。
大川隆法と前妻は泥沼離婚
5人の子供に恵まれた大川隆法と大川きょう子ですが、2008年から別居状態になり、離婚調停から2年で離婚に至っています。
泥沼化した理由は大川きょう子が大川隆法や教団に対して犯したとされる次のような罪が原因でした。
- 布教方針を巡る対立で教団内に混乱を招いた
- 在職中に人的・経営的損失
- 複数の週刊誌を用いて教団に対する名誉毀損・虚偽の風説行為
- 神聖なる信仰の対象を汚し愚弄した
- 三宝帰依違反・和合僧破壊の罪
- 教団財産の搾取を企図した
これらの罪によって大川隆法は大川きょう子と離婚、さらに信者として教団から永久追放とし、大川きょう子が妻として在籍していた業績や経歴は削除されました。
大川隆法に対して前妻が反論
大川隆法が提示した離婚と教団からの追放事案に対して前妻は2011年1月27日に週刊誌を通して次のように反論し離婚の理由を明かしています。
- 2007年6月から大川隆法が女性秘書を殊更に寵愛していた
- 女性秘書は前世で妻だったと言い出しそばに置き続けた
- 一夫多妻制を主張しだしてきた
- 子供たちに会わせてもらえなくなった
- 子供たちに「悪魔」呼ばわりされるようになった
前妻・大川きょう子は大川隆法が別の女性と親密になったことを指摘すると、子供たちから「悪魔」呼ばわりされ子供たちに会わせてもらえなくなるといった仕打ちを受けたと反論。
真っ向から双方の意見が対立していますが、大川きょう子側は大川隆法の女性問題が離婚の大きな原因だと主張しているということですね。
大川隆法は親権・前妻は慰謝料
対立した意見が出たことによって大川隆法と大川きょう子の離婚問題は泥沼化しましたが最終的には大川隆法が大川きょう子に対して「慰謝料3億円」を支払う形で決着が付きました。
しかし5人の子どもたちの親権は大川隆法側になってしまったので、大川きょう子は子供たちに会うことはできなくなってしまいました。
大川隆法の前妻の現在
大川隆法との離婚後も生活弱者支援やボランティア活動で行い2015年まではSNSも発信していました。
しかしそれ以降は表立った活動はしておらず静かな生活を送っておられるようです。
大川隆法の再婚相手
2年にも渡って泥沼化した大川きょう子との離婚が成立したのは2012年、同年に大川隆法は別の女性と再婚しています。
それが大川紫央です。
大川隆法の今の妻のプロフィール
大川隆法が再婚した大川紫央のプロフィールは次のとおりです。
- 名前:大川紫央(旧姓近藤紫央)
- 出身地:徳島県
- 最終学歴:早稲田大学法学部卒業
- 就職歴:日本銀行
再婚相手の大川紫央は高学歴のエリート信者として2009年に幸福の科学に入所しました。
大川隆法に見初められた?
大川紫央は幸福の科学に入所後、宗務本部第一秘書局長から専務理事、そして総裁補佐となり2012年、27歳の時に大川隆法の妻となりました。
2012年といえば大川隆法が前妻との離婚問題が解決してすぐのこと、当時2年にもおよぶ泥沼離婚で大川隆法は心身ともに疲弊していた時期、それをそばで支えていたのが大川紫央でした。
大川隆法は大川紫央について「坂本龍馬の生まれ変わり」と霊言があったと言い、大川隆法に見初められる形で大川紫央は妻となりました。
ちなみに妊活はしていたようですが、大川隆法と大川紫央の間には子供はいません。
長男・大川宏洋(おおかわ ひろし)
ここからは大川隆法と前妻との間に生まれた5人の子供についてそれぞれをまとめていきます。
まずは長男・大川宏洋のプロフィールから見ていきます。
- 誕生日:1989年2月24日(35歳)
- 最終学歴:青山学院大学法学部
大川隆法の長男は教団を離れた?
大川隆法は大学を卒業後、幸福の科学では理事長になりましたが、自分の実力の無さを感じ教団から離れ大手建設会社に就職、3年間をそこで過ごしました。
その後、2016年に再び幸福の科学に戻り「ニュースター・プロダクション株式会社」という芸能事務所を立ち上げますが2018年に再度教団を離れました。
教団を離れてからは個人事務所「宏洋企画室株式会社」を設立し社長を務め、東京にあるイベントバー「三代目」の経営もするやり手実業家となりました。
2018年以降は教団に戻ることはなく生活をしています。
大川隆法の長男は逮捕された?
大川宏洋は教団を離れ2019年3月16日に自身のYouTubeチャンネルを開設し、教団の裏側や父親のことを暴露するなど少々過激な動画配信を行いました。
しかしそんな動画配信の中で知人女性の名誉を傷つけたとして2024年1月17日に逮捕されてしまいました。
逮捕後は30万円の罰金を支払う形で解決をして2024年2月12日には丸山ゴンザレスの緊急配信動画に出演し、逮捕から釈放までを語っていました。
相手がいるということもあって詳細までは明かしていませんが、逮捕時の様子など自身にあった出来事を話していました。
現在もYouTubeで動画を配信したり、イベントバーの経営も順調なようです。
長女・大川咲也加(おおかわ さやか)
続きまして長女・大川咲也加についてまずはプロフィールから見ていきます。
- 誕生日:1991年2月16日(33歳)
- 最終学歴:お茶の水女子大学卒業
大川隆法の長女は次期後継者?
大川咲也加は父・大川隆法から「天照大神の生まれ変わり」と言われ、教団組織をしっかりと作り頭がキレ政治的根回しの手腕が高く評価され信者からの熱い支持を受けていました。
そのため幸福の科学で副理事長や総裁室長などの役職に就いていました。
長男の大川宏洋が教団から離れていたこともあり次期後継者候補として有力視されていました。
大川隆法の長女は結婚して子供がいる
大川咲也加は2010年に信者となった石原直樹と2015年に結婚し子供をもうけています。
夫となった石原直樹は婿養子に入ったので結婚後は大川直樹になっていて、子供は大川リュウイチというそうですが子供については写真などの公表などはされていません。
大川隆法の長女は降格?
役職に就き、教団内での将来が安泰だとされていた大川咲也加ですが父・大川隆法が亡くなる4日前に関西に左遷となり事実上の降格「妖怪おたふくの生まれ変わり」とまで言われ後継者の道は絶たれました。
現在は兄のように教団から離れたといった情報はありませんが目立った役職の報告はなく家族で静かな生活を送られているようです。
次男・大川真輝(おおかわ まさき)
大川隆法の次男・大川真輝のプロフィールは次のとおりです。
- 誕生年:1993年生まれ(31歳)
- 最終学歴:早稲田大学文化構想学部卒業
大川隆法の次男は秀才
大川真輝は偏差値72と言われる開成中学校・高校を卒業しており、早稲田大学に進学し文化構想学部を卒業するといったエリートコースを歩んできました。
そして大学在学中に幸福の科学に入所すると専務理事兼事務局長を努め、幸福実現党では幹事長代理の役職も努めていました。
説法がとても上手で、顔立ちも父・大川隆法に一番ソックリだと言われていました。
ちなみに高い役職に就いていた大川真輝ですが2019年までに退任しています。
大川隆法の次男は結婚して離婚?
大川真輝は2016年に幸福の科学の職員で本部総裁室のチーフを努めていた瑞保と結婚しました。
大川瑞保は中国大使館の前ででも活動に参加したり反原発のデモ隊と掛け合うといった強い信念と、芯の強い女性として活動をしていました。
しかし2023年3月、大川隆法が亡くなった際のインタビューで妻の大川紫央が「次男と瑞保はすでに離婚している」ことを明かしています。
三男・大川裕太(おおかわ ゆうた)
三男・大川裕太のプロフィールは次のとおりです。
- 誕生年:1995年生まれ(29歳)
- 最終学歴:東京大学文科一類(法学部)卒業
大川隆法の三男の役職は?
大川裕太は大学在学中、幸福実現党の政治顧問を努めていました。
お話がとても上手だったこと、アイディアマンだったことから教団の中でプロジェクトを立ち上げる職に就き活躍していました。
しかし現在はすべての活動から退任しています。
大川裕太はスピード離婚している?
大川裕太は2017年に女優として活動していた雲母(きらら)と学生結婚していますが、その後スピード離婚しています。
その理由として考えられるのが大川裕太の「女癖の悪さ」が噂されています。
2021年5月頃にはYouTubeなどで大川裕太に妊娠させられた、教団内の女性に手を出していることが報告されています。
そのため2021年以降、幸福の科学のホームページから存在が削除されていました。
大川裕太は歌手になる?
大川裕太の近況について、大川紫央は2023年に「歌手になりたいから韓国に行ったと聞いています」と言っていました。
しかし真相は不明でその後の進展がないので一部では逃亡したと言われており現在は音信不通なのだそうです。
次女・大川愛理沙(おおかわ ありさ)
大川愛理沙のプロフィールは次のとおりです。
- 誕生年:1997年生まれ(27歳)
- 最終学歴:ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ卒業
ちなみにハッピー・サイエンス・ユニバーシティは幸福の科学が設置した無認可の学校なので世間的には大学卒業の資格はありません。
大川隆法の次女は詳細不明
大川愛理沙は大川隆法の5人の子供たちの中で唯一、詳細が分かっておらず教団のホームページにも掲載がありません。
すでに幸福の科学を脱会している可能性が高いとされていてこれ以上の情報は一切ありませんでした。
大川隆法の子供のエピソード
大川隆法は5人の子供たちの子育てにどのように関わってきたのか長男大川宏洋が2023年3月に先程も紹介した丸山ゴンザレスの動画配信や自身のYouTubeチャンネル内でエピソードを語っていたのでまとめます。
大川隆法の子育ては秘書?
大川隆法と前妻は普段から教団の仕事に忙しくしていましたので、子育てに直接関わるということが少なく子供たちと顔を合わせるのは食事の時くらいだったそうです。
そのため5人の子供たちに一人ずつ秘書を教育係としてつけ学業や生活面の監督、報告をさせていたそうです。
食事の時にふいに大川隆法から学校での様子を聞かれた子供たちが下手な返答をすると子供たちは自分の秘書から食後に怒られたり叩かれたりしていたそうです。
また成績が下がる、粗末な話し方をすれば、担当している秘書は自分がクビになってしまうので秘書も必死で子供たちを教育していたようです。
大川隆法は幼稚園に行かせない
大川隆法は「下人と関わらせたくない、そんなところに行く暇があれば勉強しろ」という思いから子供たちを幼稚園には通わせませんでした。
大川隆法の旅行は地獄
大川隆法は普段から子供の教育を秘書にさせていたことから、家族で出かけるときにはその秘書も一緒にくっついてきていたので大所帯での移動だったそうです。
そんな特別感が子供ながらに嫌だったようですがもちろん歯向かうことは許されず、従うことしか出来ませんでした。
さらに夏の旅行は決まって家族で軽井沢に出かけていて、お盆までの3週間は朝から晩まで勉強漬けの毎日で子供の過ごす楽しい夏休みの思い出は一切なく地獄のような日々を過ごしていたと言います。
大川隆法は強制的な子育て
大川隆法の子供たちは次のような決まり事をもうけられ監視されていました。
- 友だちと遊ぶこと・ゲーム・テレビ・マンガ禁止
- 学校や塾、習い事以外の外出禁止
- 家の玄関・子供各自の部屋に監視用のカメラの設置
- 学校へは運転手が送迎し外部の人間との接触禁止
子供から自由という自由全てを奪っている印象しかない決まり事の数々です。
もし勉強をサボるようなことがあれば母親が「何をしている!!」と言って飛んで来ていたと言いますから、監視カメラの様子を逐一見ていたという異様な生活環境にいたのでしょうね。
大川隆法の偏った価値観
大川隆法は東京大学または早稲田大学、慶應義塾大学以外の大学は大学ではなく高校卒業と同じであるという価値観を持っており子供への学業要求は過剰なまでに高かったようです。
長男の大川宏洋が「東大には行かない」というと「君の考えていることは理解できない」といって切り捨てたそうです。
このことを受けて大川宏洋は父親が「大川隆法2号」となる人物を作りたい、何でも言うことを聞く将棋の駒が欲しかったのだと振り返っていました。
結果、東京大学や早稲田大学に進学したのは次男と三男だけなので大川隆法の学歴至高な価値観はすべての子供に受け入れられることはありませんでした。
それどころから子供が教団から離れていたり教団内にいても左遷されたり役職に就いていませんので「大川隆法2号」の夢は絶たれた結果になりました。
大川隆法の後継者は誰?
2023年3月2日に死去した大川隆法ですが、その後継者となり次期総裁になるのは誰なのかが注目を集めています。
もともとは長女の大川咲也加が次期総裁として発表されていましたが、大川隆法は死の直前に霊言に基づいて大川咲也加を降格・左遷しています。
その後、次期総裁の正式指名がされることなく大川隆法は亡くなったので総裁補佐の役職にあった妻・大川紫央が総裁として有力視されていました。
しかし大川紫央には大川咲也加ほどのカリスマ性や霊視能力を兼ね備えていなかったため、大川咲也加を総裁に持ち上げる動きが出ないとも限らない状態が続いています。
そのため、2024年3月現在も幸福の科学の総裁は創始者でもある大川隆法のままで妻の大川紫央も総裁補佐のままとなっています。
大川隆法の遺産はどうなる?
後継者が一体誰になるのかはまだまだ解決していませんが、大川隆法が築き上げた莫大な遺産はどうなるのか2023年10月に配信された大川宏洋と丸山ゴンザレスの動画からまとめます。
大川隆法の遺言書
2023年6月20日、長男・大川宏洋と彼の弁護士、教団側の弁護士3名の計5名が見届ける中、大川隆法の遺言書が東京家庭裁判所で開封されました。
遺言書には教団から離れ教団の裏側を暴露してきた長男・大川宏洋をはじめ教団から離れた他の兄弟達の名前が排除されることはなく法定遺留分の20分の1が認められる内容が書かれていました。
大川隆法の財産は教団名義?
大川隆法が所有していた土地や別荘の中には、幸福の科学や関連団体が名義となっているものもあり、組織全体の総資産を遺族が法定遺留分として分配したわけではないようです。
しかし今はまだ任命されていない次期総裁は着任後それらの資産を組織として受け継ぐことになるわけですから今後の次期総裁任命の動きが注目されるのも納得です。
ちなみにまさか自分がこんなに早くに亡くなると思っていなかったのか大川隆法は遺言書の中に2代目となる総裁の名前は書いていなかったそうで、大川宏洋はそのことのほうが驚きだったと動画配信の中で語っていました。
以上、大川隆法の家族についてのまとめでした。
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