キャラの設定に魅力を感じない
出典:「SLAM DUNK」新装再編版20巻表紙より
「SLAM DUNK」はキャラそれぞれの設定が普通すぎて、魅力を感じないという意見がありました。
主人公の桜木花道は愚直なヤンキーで、ライバルの流川はクールなイケメンとひねりのない設定であるため、キャラにどこか物足りなさを感じてしまうようです。
ヒロインの赤木晴子も見た目は可愛いが、花道が惚れるほどの魅力を持っているキャラには思われず、つまらないと思われていました。
ギャグシーンが寒い
出典:「SLAM DUNK」1巻1話より
試合以外の日常パートに挟まれるギャグシーンが寒いと感じる読者がいました。
例えば、1話の最後の方で、花道は晴子に振られてしまって、悲しみにくれながら歌を歌うシーンで、作者が現れて花道を絡みます。
こういった、作者が出てきてキャラと絡む描写が寒いと思われていました。
キャラの内面描写が少ない
出典:「SLAM DUNK」1巻表紙より
「SLAM DUNK」はスポーツ漫画であるため、試合情景の描写は非常に細かいですが、反面キャラの内面描写は少々雑な印象を受けます。
そのため、花道はガサツで優しのカケラもない自己中心的な不良という面しか伝わらず、良い一面が見えにくいです。
キャラの内面に深みを感じることができないため、つまらないと思われているようでした。
序盤が迷走気味である
出典:「SLAM DUNK」1巻1話より
バスケットボール漫画として有名ですが、序盤の方は迷走気味でスポーツ以外のジャンルが混在していました。
恋愛、ヤンキー、ギャグとが混ざっているため、どこに焦点を当てて読めば良いのかわからず、読者はつまらないと感じています。
時代背景や描写が古臭い
出典:「SLAM DUNK」7巻54話より
「SLAM DUNK」が連載されていたのは、1990年代です。
そのため、学校が不良だらけで不良同士の喧嘩も頻発していて、教師からの体罰は当たり前という描写に、若い読者の中には不快感を覚えてしまうでした。
期待値が高すぎた
出典:「SLAM DUNK」新装再編版1巻表紙より
「SLAM DUNK」は数多くのファンがついている作品であるため、前評判がとても高いです。
しかし、前評判が良すぎるために、読む前の期待値が高くなってしまい、実際に読んで拍子抜けしてしまう読者も少なくなったようでした。
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