タイトルとストーリーが合っていない
出典:『パリピ孔明』1巻表紙より
『パリピ孔明』というタイトルから得る印象と、実際に読んだときに感じる印象のギャップが酷いという意見がありました。
パリピという単語が入っていることから明るいノリを想像したり、孔明がギャグキャラになっているイメージを抱いていたのに、実際のストーリーが音楽を題材にした繊細なストーリーとなっていて、パリピ要素が少ないことに読者は物足りなさを感じてしまうようです。
期待値が高すぎた
出典:ヤンマガ公式サイトより
『パリピ孔明』は電子書籍サイトなどで高評価レビューが沢山ついている作品です。
さらにアニメ化やドラマ化もされているため、読者の作品への期待値が高くなってしまい、実際に作品を読んだときに、周りが言うほど面白くないと感じてしまうようでした。
孔明である必要性がわからない
出典:『パリピ孔明』1巻1話より
『パリピ孔明』は三国志に登場する軍師・諸葛孔明が現代に転生して、シンガーをしているヒロイン・英子の夢を叶えるために知略を巡らせていく物語ですが、三国志好きの読者からは物語の主人公を孔明にする必要性を感じないという意見がありました。
孔明でなければいけない理由付けがないことや、孔明以外にも著名な軍師や詩に詳しい将が数多くいることから、読者は孔明が主人公に選ばれた理由に疑問を感じていました。
ラップバトルの迫力が伝わらない
出典:『パリピ孔明』3巻15話より
孔明は自分たちと一緒に歌ってほしいと勧誘するために、ラッパーのKABEと3巻15話でラップバトルを仕掛けます。
このラップバトルのシーンの絵が迫力に欠けるため、ただダラダラとキャラが喋っているだけに見えて、つまらないと読者は感じていました。
英子の露出シーンが気持ち悪い
出典:『パリピ孔明』1巻1話より
1巻1話では英子がクラブハウスから帰ってきて、自宅でシャワーを浴びるシーンがあります。
裸の英子の臀部を強調したアングルの描写が、男性読者への露骨な媚売りに見えて気持ち悪いという読者の意見がありました。
他作品との設定の類似性が気になる
出典:『パリピ孔明』1巻1話より
『パリピ孔明』の大昔の人間が現代にやってきて、異性の家で居候するという設定が『いいね!光源氏くん』と似ていると指摘する意見がありました。
どちらも歴史コメディの要素が濃く、現代に馴染んで人生を謳歌している孔明と光源氏の類似性が気になり、『いいね!光源氏くん』を読んでいる読者は楽しめないようです。
設定が説得力に欠ける
出典:『パリピ孔明』1巻1話より
中国の人間である孔明が現代日本の渋谷に転生した理由や、音楽に強い興味関心を抱いた理由が詳細に描かれていないため、設定に説得力がないという意見がありました。
渋谷に転生した理由は最終回付近で明かされる可能性がありますが、物語の主軸となっている音楽に対する興味を持つきっかけが、英子の歌を聴いただけというのは説得力に欠けていて、読者は物語に入り込めないようでした。
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